2007年1月29日月曜日

本物のサプライズ

平均すれば月に1、2回は東京方面に出掛けております。仕事半分、遊び半分。
今年最初の東京は一昨日から昨日の2日で、今回は1割仕事、9割遊び。

どなたの人生にも恐らく生涯の師と呼べるような方がいらっしゃるかと思いますが、今回は私が公私共々において尊敬している女性経営者の70歳のお誕生日、すなわち古希のお祝い会に出掛けてまいりました。

会場は見事なお庭が評判で結婚式の老舗定番人気スポットの明治記念館。
この日も沢山の花嫁姿に彩られたロビーを通りぬけ、庭園のさざれ石をすぐにまじかで拝むことが出来る奥の宴会場へと向かいました。(我が家から程近い、護王神社さんのさざれ石とはまた随分、趣の異なるさざれ石でした)

オープニングは本日主役のご本人の詩の朗読です。実はこの方、TBSの初代女性キャスターとして長年、アナウンサーもお勤めになっていましたので、話し方も声もそれはさすがと称えたい素晴らしいプロフェッショナル技のご披露。

おそらく200名近い出席者の中には、思わず涙を拭うしぐさも見受けられ、胸に迫る何かを語る言葉、その【言葉を紡ぎ続けて70年】という舞台に掲げられた大看板にふさわしい見事な演出の開演となりました。

主役が恩師と慕う国会議員のパフォーマンスに、有名キャスターの祝辞など沢山のサプライズ企画で華やかながらも年齢層の高さからか程よい温もり溢れる会でした。それにしても1番のサプライズはなんと言っても主役70歳の元気できれいで活き活きとしたその姿ではなかったかとしみじみ脱帽。

そろそろご引退かしら?などという世間のねたみ半分の思惑を鮮やかに一蹴し、これからも頑張ります!と実にさわやかに現役続投宣言をなさった夜でした。

さて、そのご本人から御礼の電話が今朝1番に入り、耳に届く明るく清々しいその声が、受話器の向こうの見事な笑顔をみせてくれるかのような瞬間。
かくありたいと切に願います。

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