今日、1月11日はたしか鏡開き。お正月に供えた鏡餅を下げて食べる日です。
かちんかちんになったお餅を割って砕いてお善哉にしてもらうのが小さい頃のたのしみでした。今では記憶の中だけの出来事になってしまいましたが、その頃から小豆は絶対、粒アンが美味しい!と思っています。
ところが、なんと最近の若者諸君はこぞって、こしあん派らしいのです。
中には粒アンは気持ち悪いと言う者までいて、味は一緒じゃないか!と思うのですが、一体全体どうなっているのでしょうか。
しかも、どちらが好きかで今風か否かを分別されてはたまったものではありませんが、時代と共に明らかに嗜好性は変化するもののようです。
そういえば、お正月に出会った甥っ子や姪っ子はお寿司の中で大好きなのはサーモンだといっておりました。実はこれも好き嫌いで今風度がわかるテーマらしいのですが、個人的にはサーモンよりはトロ、うに、アナゴが好き。
やはり、若者諸君とは明らかに一線を画すポジションにいるようです。
いずれにしても柔らかいものや、良く噛まなくても良いものばかりが好きなのじゃないの?と思うのはいささか穿った見方でしょうか?
顎のラインがすっきりした若者が多いのは「食べ物をよく噛まないからだ!」とどこかのお医者様がおっしゃっていた記憶があります
健康な身体と咀嚼能力についてはしっかりと意識しておきたい課題のようです。
そういえば、長崎県佐世保市の高校の入学試験で国語や数学に加えて、<お箸の使いかた>をテストするという新聞記事を今朝、見つけました。
それこそ、小豆のような掴みづらいものをしっかりとつまめるかどうかを試されるようです。全国的に見ても初の試みは今後、大いに注目されそうです。
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