2007年1月13日土曜日

気楽の本質

哲学の道の南端あたりにある大豊神社に今日、はじめて御参りが出来ました。
ずいぶん以前から、1度訪ねてみたいと思いつつ、やっと本日実現した次第。

大豊神社には狛犬ならぬ<狛ねずみ>がいます。向かって右側に巻物を抱えたねずみ、左には宝玉を抱えたねずみが確かに1番奥の社に鎮座していました。合格祈願にもご利益大のようで真剣な面持ちの受験生らしき若者がひとりで寡黙に狛ねずみの頭を何度もさすっていた姿が印象的でした。

さて、<狛ねずみ>の大豊神社に関心を持ったのは、とある知人から聞いた話がきっかけ。いわく京都には【狛犬ならぬ狛十二支が揃っている】とのこと。

十二支のスタートはねずみ、それが大豊神社にいる!とわかって以来、気になりつつもどこか、お気楽モードの取り組みはついつい先延ばしの成り行き次第。
その結果、興味を持っている割には5年近く経過してようやく辿り着きました。

次は牛なので、これは北野天満宮といささか余裕。最後は今年の干支の猪で、こちらはいくつか掌握済み。問題はどこにあるのかが不明な干支も多い点ですが、ゆっくりと謎解き気分で京都暮らしの地の利に胡坐をかきながら、挑み続けたい課題としてたのしく気楽に悩んでまいります。

まずはそのスタートラインにやっとこさ、到着で目出度い限りです。

出来るならば、様々な事態に対していつもこんなふうに<気楽に>に向き合いたいと願っています。肩の力を抜いて、自然体で力まずに!という感じ。

ちなみに<寛ぐ、気楽にする>という言葉は英語でアットホームとかアットイーズとなります。この<at ease>でない状態は<disease>
すなわち病気ということになります。

日本語で<病気>の反対は?といえば、<元気>となります。よくよく考えてみれば<元気>なればこそ、<寛いだ、気楽な状態>を作り出せるのかもしれません。考え方と言葉と身体、この奥深い関わりにも気楽に向き合い続けます。

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