2007年1月12日金曜日

密かな愉しみ

寒さのせいか、お正月気分が抜け切らないせいか、近頃は早起きが苦手です。

でもたまに、フト目覚めて、時計を見たら5時55分!だったりすると、朝から急にハイテンションで「よっしゃ!やった」とワクワク気分になります。

これはデジタル時計ならではの醍醐味で、アナログではこうはいきません。

そういえばいつだったか、雑誌の悩みの相談コーナーに似たようなことが全く逆の視点から寄せられていました。内容は「ここのところ、毎朝、同じ時間に眼が覚めます。時計を見ると決まって4:44です。いつもその時間なので、気味が悪いのですが、どこかおかしいのでしょうか?」というものでした。

解答者がどなただったか、忘れましたが、解答内容は鮮明に記憶しています。

いわく、「大丈夫です。どこも悪くありませんから、気にしないでください。
但し、今後、もし眼が覚めて時計を見た時に、6が3つ並んでいたりしたら、その場合は急いで病院に行ってください。」というものでした。

深刻に悩める相談者に対して何ともいい加減、かつ小ばかにしたような、からかいモードの解答ですが、個人的には「なるほど、そりゃそうだ!」と大受けしてしまいました。6時66分が見えるようなら確かに危ない。

どこかのガソリンスタンドのCMの如く、様々な生活シーンの中でデジタル数字が揃う光景を見つける度に嬉しそうに小さくガッツポーズ!を造って喜ぶ方が、絶対にラッキーな体質だと固く信じております。

なんでもないことを悩みに種にするのも、喜びの種にするのも自身の選択次第。

アナログであれば、味わえない感覚をデジタル社会の思いがけないプレゼントとして日常の中で密かな愉しみとして捉えてみませんか。

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