2007年1月24日水曜日

締めくくりの挨拶

<お便り上手>のための基本の書式の構成を解説する中で<本文>への向き合い方に非常に多くの時間をかけましたが、そろそろ軌道修正の頃合でしょうか。

とりわけ年末年始のタイミングにあって、1年に1度きり!今しかチャンスがないテーマも多々ありましたので、状況的には止むなしというものの、その延長線上の課題にしばし目を留め、手を伸ばし過ぎたきらいもあってようやく、本日、ここに基本書式の<本文>に続く流れの解説に戻らせて頂きます。

さて、<本文>が完了しますと、気分的には「ということで、よろしく!」って感じなのですが、これを基本書式構成で捉えますと、<締めくくり>という段階に入ることになります。ここにもいくつかのパターンがあります。

一般的には相手先企業の発展と共に個人のご活躍に<配慮する気持ち>を表わすものとして【益々のご活躍をお祈り申し上げます】

あるいはご本人やご家族の健康的側面への配慮をもって<気遣い系の挨拶>で「時節柄くれぐれもご自愛くださいませ」というあたりもよく使われます。

また本題がどのようなことであれ、<謙虚な姿勢>を表わす挨拶としては、
【未熟ではございますが、今後ともご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます】という定番フレーズが安心して使える代表格です。
さらに如何なる場合にも使えるものとして<感謝の挨拶>があります。これはそのまま【心から感謝申し上げます】または【深く御礼申し上げます】など。

さらに本文の用件が長い場合は、特に決まり事ではありませんが、手書きで便箋にして3枚以上になるような場合は定番フレーズの【末筆になりましたが】とか【末筆ではございますが】と前置きをします。

反対に便箋2枚がやっと!みたいな文字数の少ないお便りでは、このフレーズは字数稼ぎに見えてしまうだけなので使用不可と意識しておきたいものです。

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