2007年5月2日水曜日

数字の発音バージョン

つい先日、どこかの新聞で<紳士録>がとうとう廃刊になるという記事をちらりと眺めたような記憶があります。

正直申せば、それがまだ存在していたということ自体が不思議な気がしましたが、何はともあれ、ひとつの時代の象徴的な形の消滅ということのようです。

はっきり言って、我が家の家系的にはあまりご縁のない代物でしたが、時代の流れの変化やその時代が生み出す考え方や判断軸、そして価値観みたいなものへの時代の影響力の大きさをズシリと見せ付けられた気がいたします。

頑張って、いい仕事をして、しっかりお金を稼いで<末は博士か大臣か>路線のひとつの象徴的な認められ方のスタイルがそこにはたしかにあったはずです。

今で言うところの個人情報がそこに一切合財紹介されるということが、時代のステイタスであり、それを多くの方がめざしていたという事実の記録です。

ある時代に絶対!とされていたものが、ある瞬間に唐突に消滅する。何かの事象に対して無関心でいればいるほど、その変化は突然に見えます。

しかし、それは実は日々の生活における目にも留まらないほどの小さな小さな変化の積み重ねの結果が生み出したものに過ぎません。
結果だけを見れば、驚くほどの大異変も天からそれが降ってくることはありえないという現実にシカと視点を定めておきたいものとつくづく思い至ります。

そこで、ちょっとしたことを疎かにしない癖付けのパート3は数字の置き換えバージョンです。漢数字、アラビア数字という表記方法と共に発音の仕方です。

1,2,3までは<いち・に・さん>4は<し>ではなく<よん>、5,6は<ご・ろく>7は<しち>ではなく<なな>、8は<はち>9は<く>ではなく<きゅう>と発音する習慣をつけ、やりとりのミス防止にお役立てください。

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