2007年5月22日火曜日

けじめ言葉の在庫拡大

電話ならではのビジネスモードのものの言い方は、社会人としてのきちんとした印象の形成には大いに重要です。

但し、中には日頃はめったに使わないような言い回しもあって、はじめは抵抗があるかもしれませんが、ぎこちなくても是非、積極的に多用して、早く言い慣れて自分のものとして活かした方が絶対にお得です。

ちょっとしたものの言い方ひとつで、<いつまでも頼りないな>と思われたり、<相変わらず学生気分のままじゃないか>と評価されないためにも、とにかく言葉の在庫を増やすつもりで挑戦したいですね。

<しばらくぶりで電話する相手には>
『大変、ご無沙汰をしております』『この節はご無沙汰をいたしまして、失礼いたしました』や『すっかりご無沙汰をいたしまして申し訳ございません』という言い方がビジネスではベーシックです。

自分の方が明らかに先輩であるとか、こちらのほうは様々な状況からして上でない限りは、『お久しぶりです』は使わないと心得ておきましょう。そのイメージとしては<恩師に偶然出会った場合、恩師が『久しぶりですね』と声をかけてくださったのに対して、『ご無沙汰しております』と応える光景>をビジュアルでセットしておけば、ついうっかりを防ぎやすくなります。

<何かを簡単なお願いをする場合>
『ぜひお力添えを賜りたく、お電話いたしました』や『ぶしつけなお願いで恐縮ですが』や『ご無理を申し上げますが』と前置きしてから本題に入ります。
それだけでもきちんとした物言いの雰囲気が漂い始めます。

<何か簡単な御礼をいう場合>
『先般はお心遣いを賜りましてありがとうございます』のほかに、『おかげさまで助かりました』『このたびはご面倒をお掛けいたしました』あるいは『すっかりお手をわずらわせてしまいました』というような言い方もあります。
まずは言う練習!使う練習!早速、たった今から!

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