<かける電話>も<受ける電話>も話し始めてしまえば、双方の声と言葉と話し方のキャッチボール具合が心地よい滑らかさの肝心要の要素となります。
そこであらためて注目したいのが、しっかりしたビジネスモードのキャッチボールのための<あいづち言葉>の重要性ということになります。
特に昨今は面と向き合う場面でも相手の話に<反応する>ことがとても下手な御仁が多いだけに、姿なき電話のそれはもはや生命線に関わる課題です。
会話の相手が目の前にいる場合は、それでもまだいくばくかの救いはあります。
顔つきやら目つきやら、あるいは小さいながらも頷いた様子や首の傾げ方で何某かの意思の疎通の手がかりらしきものは見出せなくもありません。
ところが声だけが頼りの電話コミュニケーションで、反応が不十分な場合は、かなりお手上げモードのあきらめ気分。お互い様に実に気まずい雰囲気の中でぎこちない会話と不十分な結果を手にすることになります。
うなずく動作が見えない分、あいづちの声と言葉が重要な反応の手掛りです。
相手の言っていることを今ちゃんと<聞いています・聞こえています・理解しています>ということをしっかりと声と言葉で伝えることは、ビジネス電話に限らず、対人関係すべてに問われる基本中の基本です。
このあいづちひとつでどれだけ話が盛り上がるかは実践の成果として早晩、体感頂けるはずです。日頃、ご自身が良く使っているものや、誰かの口癖みたいな言葉も含めて沢山の言葉の獲得を目指したいものです!
本日はまずは基礎の<いつでも使える万能型の軽いあいづち編>と参ります。
<はい・そうです・ええ・いいえ・それほどでも・なるほど・ほんとうに・さようでございますね・そうかもしれません・おっしゃるとおりです・かしこまりました・そうでしたか・気がつきませんでした>
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