2007年5月4日金曜日

ボリュームコントロール能力

ぼそぼそと小さくて聞き取りにくい話し方も迷惑なら、昨日、ご紹介したような周りの迷惑かえりみずの大きすぎる声や話し方もまた大いに考え物です。

とりわけ公共スペースにおける<声の大きさとそのコントロール策>は、実は高齢社会の現代日本においては、今後ますます問題視される気配が濃厚であり、気の利いた対処策の構築が待たれる課題ではないかと受け止めています。

なぜならば、いささかはた迷惑な声の大きさの原因は昨日のような<他者配慮欠落型>と<耳が遠い型>の2つが考えられるからです。

ちなみに我が家はもともと長寿の家系ですが、その事実から眺めてみても頷けるように、年を取れば耳は遠くなり、その分、声が大きくなります。
俗に<耳が遠くなると長生きする>と言われますが、たしかにそのようです。

ここで問題なのは、テレビの音や相手の声が聞こえないと言うことだけではなく、自分の声も同様に聞こえづらいと言うことになり、故に通常の会話においても勢い声のボリュームが大きくスイッチされたままということになります。

こうした傾向はかなり個人差があり、実年齢だけで判断することは難しいようですが、それでも70歳あたりがひとつの大きなガイドラインでしょうか。

レストランや喫茶店、あるいは電車やバス等の公共スペースで2種類の原因に根ざすコントロール不能の大音量が蔓延する前にその不快さの解消に向けた具体策の構築に取り組まなくてはなりません。

マナー違反型の大音量と加齢に伴う悪気のない大音量にどこから手を付けるか。

まずは一人ひとりが自身の声や話し方における<音量のボリュームコントロール>を常に意識して<能力強化>に努めること。それがラッキーな解決策模索のはじめの一歩に違いないと信じて願っております。

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