【おもてなしのマナー】にあって事前準備がいかに重要かがしっかり理解できていれば、<突然の訪問>は相手にとって、迷惑この上なしと気付けます。
しかし、実際には悪気なく、アポイントなしで訪問されることがしばしばあるのが現実です。休日の朝、寝ぼけ眼でインターホンに出たら、知人の声で『たまたま近くに来たのよ!』なんて言われて、蒼ざめた事がありませんか?
時には『だってアポイントが取れないから強引に来ちゃいましたよ』なんていう屈強な輩もいて、それも見方を変えれば当って砕けろの営業精神のひとつであって捨て身の戦法としては確かに有りといえば有り!なのでしょうが、、、。
原則はビジネスもプライベートもアポイントなしの訪問はマナー違反です。
でも現実に<アポなしの訪問>を受けた場合は、どんなに状況が切羽詰っていても一旦は嫌な顔は見せずに、何はともあれ笑顔で応対します。
但し、仕事の手が離せない状況や先客があるときには、来訪を感謝しつつ、今は時間が取れないことをハッキリお伝えし、『本当に申し訳ありません』とお詫びしてお引取り頂くしかありません。このときには心を込めて『次回はぜひ事前にご連絡を頂きたい』旨、誠意をもってお願いするのが得策です。
あくまでも個人的見解ですが、<突然の訪問>はある特定の層の癖化現象故にとにかく事前連絡を再三、お願いするしか改善策はないようです。
もちろん緊急の場合や、物凄くお世話になっている方でいくらなんでもそのままお引取りいただけない場合はあっさり割り切って応対するしかありませんね。
【お近くにお越しの際はご遠慮ください!】と、たしかそんな愉しい風刺画を漫画家・南久美子さんのギャラリーで拝見した記憶がありますが、たとえ5分前であっても連絡を入れ、アポイントを取るように心がけたいものです。
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