<名刺の整理>に比べた場合、<名刺の活用>は大いに得意な部類にランキングされる課題かもしれません。特にネットワークの確立・拡大という視点で名刺を活用するためにはただホルダーに保管しているだけでは意味がありません。
そこから芽が出たり、花が咲くようにするためには当然、何某かの働きかけが問われることになります。
この働きかけには実は何段階かのタイミングがあります。
まず<はじめのタイミング>は名刺を頂いた直後です。可能ならばその日のうちにお会いできて嬉しかったこと、光栄であったことを感謝の気持ちとして
はがきや封書に書き記して、礼状として郵送します。
この時、オリジナルがあれば会社の便箋や封筒を使用しますが、はがきなどはシンプルな官製はがきを使用しつつ、切手だけは季節感やその土地らしいものなどに拘ってみるのも印象的かもしれません。
昨今ではこれをメールで行うこともかなり一般的になっていますが、立場や年齢や肩書きが上の方に対しては、メールでのお礼は差し控えた方が無難です。
いずれにしても初対面の出会いに感謝したアクションを実行した日付は、相手の名刺のどこかにメモとして記録します。
たとえば葉書をお出ししたのなら<2006・12・20?>という具合です。
この礼状に対して、打てば響く相手だったり、気働きに長けておられる方なら早々にお礼の電話が入ったり、同様に礼状が届いたりします。ここで何らかの形で仕事のご縁が動き始めた場合は<名刺の活用策>はもう不要になります。
ところが何の反応もなかったり、その後、進展なしの場合は次なる活用策の出番です。日頃はどんなタイミングを意識しておられますか?続きは明日に!
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