2006年12月18日月曜日

名刺の整理手順

名刺の<整理>の出発点はまず名刺入れの形状から始まります。個人的には、ポケットが2つあるものが使いやすく、お薦めです。ひとつのポケットには自分の名刺、もうひとつには頂いた名刺をその都度入れるようにします。

名刺を仕分けしておけば、ポケットがひとつの場合に起こりがちな、間違って人の名刺を差し出すような失礼を回避しやすくなります。さらに名刺交換に慣れないうちは自分の名刺はあらかじめ、取り出した時にそのまま相手の方に向くように入れておくことも出来たりします。

営業職の方のように毎朝、チェックする習慣があれば良いのでしょうが、なかなかそうもいかず、出張先で自分の名刺が数枚しか入っておらず、慌てた経験もしばしば。その場では、正直にお詫びして先方の名刺を頂き、後日改めてご挨拶に持参するか、遠い場合は郵送の了解を取り付けておけば安心です。

いつだったか、表向きはともあれ本音は人脈獲得の会合に出席したとき、知人が自分の名刺を箱ごと持参してきたのには驚きましたが、そうした気合は見上げたものだといたく感心した記憶があります。

出来れば週はじめか週末に1回は名刺入れの中身の点検、補充、そして頂いた名刺の整理に努めたいものです。名刺ホルダーは様々なスタイルが商品化されていますのでご自身のお好みでどうぞ。
但し、頂いた名刺をホルダーに移す時が<活用>のタイミングでもあります。

頂いた名刺の余白や裏には出会った年月日と時間、場所、状況などを記録。
もし個人的な情報があれば、たとえば干支は何、苦手な食材は何、家族は何人、生まれはどこそこ等とメモしておきます。
こうした情報が後日、何かの役に立つことは案外多いものですが、記憶だよりでは所詮、限界があります。書き記しておく癖付けが整理から活用へのつなぎ作業としてことのほか重要となります。

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