はがきや手紙を書く上で、まず大切なことは<タイミング>です。
つまり、いつ書くかということが殊のほか重要です。特に何かを頂いた場合やお世話になった場合の礼状は原則、3日以内に発信すると心がけましょう。
これは受け取る側の気持ちが何某かの行為に対してホットな気分から冷めやらぬ内が、感謝の気持ちを届けるタイミングとして重要という意味です。
たとえば誰かにプレゼントした心持ちなってみれば、よくわかることですが、
一生懸命に選んだ品を気に入ってくれたかどうか、反応が気になるものです。
そんな気分の間に礼状が届けば、素直に嬉しいものですし、「また何かしてあげたいな」と思えるはずです。心が心に応える瞬間がこうして生まれます。
但し、それも数日の間こと。誰であっても1週間も半月もそんなことばかりを気にし続けてはいられません。このため素早い礼状でなければ、せっかく書く礼状の価値が下がるという事態になってしまいます。
しかもあまりにもタイミングを外すと「今頃になって何?」とかえって間の抜けた対応だけが強調されることにもなりかねません。これはあきらかに避けたい事態のひとつです。せっかく努力して報われないならしないほうがマシ。
長期出張などの事情で遅延理由を申し述べたときに、それは致し方なしと相手が納得してくださる場合以外は、我が身の筆不精を深く反省する貴重な機会にとどめおいた方が無難かもしれません。
それにしてもお便りはすぐに書かないと結局、書けず仕舞いになりがちです。思い立ったらすぐに書く!が筆不精を改善するための第一歩といえます。
となれば、<タイミングよく書ける環境整備>こそが、はじめの一歩です。
できればお便りボックスとして、切手やレターセット、書きやすいペン等のグッズをひとまとめにしておくこと。そんな工夫は万全ですか?
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