2006年12月25日月曜日

通信手段の点検整備

名刺の活用に関しては<お便り>を書くことが主題です。では何を書くのか。どのように書けば良いのか。筆不精を自認する方が多い中、はがきや手紙を書くことにまつわるおもてなしの心や表わし方を取上げてみたいと思います。

もちろん今時、便利なビジネスメールに活用できる点も沢山ありそうなので、あらためて<書く>という作業の技の点検も目指します。

特に昨今のビジネスシーンにおいては一人に1台が当たり前のパソコンの普及のおかげで<書く>というよりは<打つ>という作業感覚の変化も軌道修正の狙い目かもしれません。確かに仕事においては超がつくほど便利極まりない武器の獲得でしたが、その分、人の手はペンや筆という道具を使いこなす筋肉を著しく衰えさせてしまったことも揺ぎ無い事実です。

筋肉の廃用性萎縮の原則に照らせば、このままではどんどん退化するしかない手の使い方を一方でしっかり意識しつつ<書く>ことに向き合ってみます。

ちなみに年賀状はパソコン派?それとも手書き派?あるいは折衷派?

ようやくひと段落した我が家のソレもいつの間にか、パソコンの独壇場です。
せめて宛名くらいは手書きで!と思っていたのも遠い昔。いつしか便利さに負け、今はせめて一言くらいは自筆のメッセージを書くというのが土壇場の課題。

頂けば嬉しいはがきや手紙を最近、どのくらい貰いましたか?書きましたか?
あらためてそんな問いかけに心が<ギクッ>とか<ズキッ>と反応するようであれば、まだ大丈夫。はがきや手紙の効用がよく、よくわかっている証です。

確かに電話は早くて便利、でも相手の都合はお構いなし。その点、メールは時間を選ばず、確実で記録も残るがいささか一方的。はがきや手紙は書くのがメンドウ、でも自分の言葉と文字がしっかり心を伝えてくれるのが強み。
まずは様々な通信手段のメリット、デメリットを理解して、状況に合わせて自在に使い分けられるのがスタートラインといえそうです。

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